「飲みニケーション」を嫌がる声が目立つ昨今。会社の忘年会に対し「必要じゃない」派が「必要」派を上回ったという調査結果があるほどだ(マイナビウーマン、2015年11月公表)。
億劫だと思いつつ、イヤイヤながらも参加しているという人は多そう。そんな中、思い切って「欠席」を選択した人からは、後悔の声も上がっている。
「割り切りたいと思いつつ、少しは話したい」
Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」に、「会社の忘年会に参加すれば良かった」というトピックが投稿された(2016年1月30日)。
パート勤務2年目で30代の投稿者。ホールを貸し切って行われる、参加率が高い職場の忘年会を「色々考え過ぎてしまい欠席しました」。
「プライベートな事を色々聞かれるのが極端に苦手」「職場とプライベートは割り切りたい」「みんなでゲームやワイワイするのが苦手」などが理由で、普段の飲み会も行ったことがないというが、「忘年会くらいは顔を出しても良かったのかな、といつまでたっても後悔ばかりです」とのこと。
「割り切りたいと思いつつ、少しは話したい自分もいるのかも」
「どこかで、本当の自分?を知ってほしいとでも思っているかもしれません」
という投稿者。「毎日、行けば良かったと思ってしまいます」と、なかなか深刻に悩んでいるようだ。
途中退席テクの数々
回答者からは、
「済んだ事をいつまでもクヨクヨしたって、昨年の忘年会は2度と戻って来ません。今年、参加してコミニュケしてくださいな!」
「今のあなたは、付き合いの悪いお高く留まった方と思われているかもしれません。後悔しているくらいなら、いつもは断っている小さい飲み会、1度くらい行ってみたらどうですか?」
など、「もっと気楽に」というアドバイスが寄せられている。
投稿者のように、面倒だとは感じつつ、飲み会に参加するタイミングを逃してしまっているだけで本当は参加したい・・・と思っている人がいたら、重く考えずに次に誘われたら行ってみてもよさそう。やっぱり途中でイヤになってしまった時のために、女性向けサイト「マイナビウーマン」では「途中退席の技術」が紹介されている(2014年8月9日)。
結婚している人は「妻が怒るので」「主婦なので」、そうでない人も電車がなくなってしまうからなど、「時間を理由に退出」が一番オーソドックスな方法だ。
ほかにも「急な電話を受けたと言って退散」、「最初から目立たなかったり、席を立ちやすい位置に座る」などの「退席テク」が紹介されている。(MM)