ホストクラブに通う「昼職の女性」の特徴は? 元No.1ホストに聞いてみた

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「壁」を超えてもらう方法

   一般的なイメージとしては、昼の職業につく女性は、夜職の女性よりも「ホストクラブに行くなんて・・・」と、躊躇しがちです。Bさんは、どうやってその「壁」を超えてもらっていたのか。その秘訣があるようです。

「ナンパですね。高級そうな百貨店やセレクトショップから出てきた、中高年世代の奥様に、とにかく声をかけまくるんです。『お綺麗だったので・・・お茶でもしませんか』って」(Bさん)

   え、ブランド品をお買い物中の、中高年女性にナンパ? 怪しまれませんか?

「もちろん、大半は断られますが、10分の1くらいの確率でお茶はしてもらえますし、その後、店に来てもらうこともありましたよ」(Bさん)

   ホストもキャバ嬢も、既存のお客さんに頼っているだけではダメ。常に「新規顧客」の開拓が必要です。Bさんは、「夫の年収が高そうで、かつ20代半ばの若い男性に承認を求めていそうな中高年女性」を「ナンパ」し、何度か外でデート。徐々に警戒心を解いてもらい、お店に「来させる」戦略を取っていたそうです。その中から、彼にとって「エース」となる40代の女性経営者が見つかったといいますから、ナンパ、恐るべしです。

北条かや(ほうじょう・かや)

1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。著書に『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』。ウェブ媒体等にコラム、ニュース記事を多数、執筆。TOKYO MX「モーニングCROSS」、NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」(2015年1月放送)などへ出演。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
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