ホリエモンこと、堀江貴文さんがツイッター(2016年2月3日付)で、
「宅建(宅地建物取引士)資格は重要事項の説明の時しか要らないのでパートで雇えばいいよ。バブルの時に宅建資格取った人山ほどいて希少価値ゼロ」
などとつぶやき、関心を集めている。
宅建資格は重要事項の説明の時しか要らないのでパートで雇えばいいよ。バブルの時に宅建資格取った人山ほどいて希少価値ゼロ
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2016, 2月 3
RT @InsideCHIKIRIN: 宅建資格をもった不動産業の人が、アマゾンの中にお店を開けばいいだけでは?https://t.co/zfKG1ft8cu
翌4日、不動産関係者らしき人から「不動産の仕事するのに宅建持ってないのなんて終わってますよ。お客様も良く見てますから」とのツイートが寄せられると、
「ん?資格信仰笑。」
と反応。その後、
「こんな事言ってる不動産屋はどんどん淘汰されるよな。Amazonに根こそぎ持ってかれる。大体なんもやってねーくせに仲介手数料一ヶ月分も取るなんて暴利の極み」
などと言及した。
こうしたやり取りを受け、ツイッターには「これは正論!」「必要ないし使えない資格多すぎ」といった賛同の声が寄せられる一方、「(宅建資格について)重要事項の説明だけの簡単な仕事だと誤解をまねく」といった反発も出るなど関心を集めている。
2015年度の合格率は約15%
一般財団法人「不動産適正取引推進機構」(東京・港区)のサイトによると、2015年3月31日現在、宅地建物取引主任者(現・宅地建物取引士)の資格登録者数は96万1042人で、うち、同日現在で宅建業に従事しているのは、29万3700人。登録者数は、前年より約2万760人増えている。
また、2015年度の宅建取引士資格試験は、受験者数約19万4900人、合格者数約3万人で、合格率は15.4%だった。
資格登録するには、試験に合格したうえで、「宅建取引業の実務経験が2年以上ある」など3項目のうち、いずれか1つに該当することなどが必要となる。