仕事の疲れが癒される「理由」
可処分所得の高い彼女たちは、お給料をある程度自由に使えるので、「オタク」になれるのかもしれません。同時に、「ジャニオタ」なる独身女性たちは、「現実にあんなイケメンがいても、結婚対象としては見られないと思う」とも強調していました。
「ジャニーズは2.5次元なんですよ」「そう、動物園の『パンダ』みたいなもの。見て『きゃー、素敵!』って癒される」・・・さらには、「彼らが頑張っているから、私も仕事を頑張ろうって、思えるんです」と語る、働く女性たち。
インタビューでは、「癒やし」というキーワードが何度も出てきたのが印象的でした。パフォーマンスを頑張る彼らを見て、「私も頑張ろう」と思える。働く女性が「ジャニオタ」になる背景には、可処分所得の高さと、現実の仕事のツラさがあるのかも・・・なんて思いつつ、テープレコーダーを止めたのでした。ジャニーズこそ、究極の「癒やしビジネス」かもしれません。(北条かや)