「ソーシャルゲーム」化する国際競争 日本は「勝ち組」になれるのか
【アジア海外就職】

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ベーシックインカムとの関係

   業者側からしてみると、ユーザーのほとんどが無課金です。しかし、ちょっとずつ課金の魅力を知らせていき、一部、またその一部の人たちが全国のトップをめざすようになり、数十万、数百万円の課金をするような「廃課金」のような人もでてきます。

   このような、多く課金する人たちを何人育てられるかが、業者側のミッションになるわけです。

   ベーシックインカムの仕組みは、これに似たところがあります。

   今の世界は「働かざる者喰うべからず」であり(ヒモとか金持ちのボンボンなどは除く)、ほとんどの人は労働という名の「課金」をして、人生というゲームを楽しんでいます。

   しかし、ベーシックインカムは、この課金をしなくても最低限の生活ができる様にする仕組みです。

   多くの人は、無課金でできる遊びを楽しむのですが、一部の人はそれだけでは満足せず、もっといい宝物を、ランキング上位入賞を目指してガンガン課金します。

   こちらの課金に当たるものが税金です。そして、業者である国は課金(税金)がなければ無課金ユーザーが遊ぶためのサーバ代も稼げないので、課金をしてくれる国民は非常に大切になります。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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