「内定辞退」を減らせ 対策に投入すべき関係者とは

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内定学生を使う際の注意点は?

   いいことづくめの内定学生投入。

   ただ、問題点もあります。

   いくら内定学生と言っても、話す内容などは事前に打ち合わせをしている企業が大半です。

   そうでないと、内定学生が暴走してしまう、ということにもなりかねません。

   学生からすれば内定学生の話す内容は企業側が是認したもの、と捉えてしまいます。

   特に就活終盤、そのころには内定学生は新入社員となっていますが、就活生とは、FacebookやLINEなどでつながっている可能性が高いです。そこで、下手をすれば、入社を強要するメッセージを発しかねません。

   そのあたりも含め、立ち上げるのはかなり面倒な話、ではあります。が、それをあえてやる企業は採用活動が他社以上にうまく行っている例が多数。さて、あなたの企業ではどうでしょうか?(石渡嶺司)

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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