裏目的は内定学生をいい気分に
この内定学生のインターンシップ・採用イベント参加。裏目的はいうまでもなく、内定学生の引き留め策にあります。
内定後、学生はその企業で本当にいいかどうか、いわゆる内定ブルーに陥ります。
放置しておくと、他社に逃げてしまいますし、かと言って過剰な「接待」をすればいいという問題でもありません。怒鳴ってもだめ、泣き落としでもだめ。
ところが、3年生以下の学生に「内定学生です」と紹介するとどうでしょうか。
3年生以下の学生は、自身の就活が不安ですから、内定学生がより格好良く見えます。
何を話しても、
「先輩、すごい!」
となります。
尊敬の念で見られることなど、普通の学生はそうそうあるわけではありません。懇談のときにも、終了後にも、学生は質問攻めしますし、それは内定学生をいい気分にさせます。
それが続けば内定ブルーもどこへやら。入社意欲が強くなり、他社に逃げられる心配がなくなります。