「内定辞退」を減らせ 対策に投入すべき関係者とは

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   今日のテーマは「内定学生を採用活動に使う」です。

   企業からすれば、内定学生をいかにして引き留めるか、どこも苦労します。

   2013年ごろから売り手市場に転じ、今ではどの企業も大量の内定辞退に頭を抱えています。そんな中、比較的、内定辞退が少ないのが、内定学生を採用活動に投入している企業です。

内定学生を投入するとは?

内定辞退を防ぐのに必要なのは、「気合」ではなく・・・
内定辞退を防ぐのに必要なのは、「気合」ではなく・・・

   内定学生を投入するとは、一体どういうことでしょうか。

   具体的には、夏・秋・冬のインターンシップ(あるいは採用イベント)で3年生と懇談する機会を作る、インターンシップそのものを企画させる、などです。

   内定者研修の一環と言い張るか、社内インターンシップとしてアルバイト料を出すかは、企業次第。

   ここ数年だと、交通費・宿泊費の実費負担の上でアルバイト料を出すか、焼き肉などちょっと豪勢な食事に連れていくパターンが多い模様。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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