仕事環境、もう我慢できない 労働組合を結成したいのですが

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労働環境を守ったり改善したりするための存在

   労働組合は、本来的に労働者の労働環境を守ったり改善したりするための存在です。会社は労働者がいてこそ、成り立つもの。「給料が低すぎる!」、「長時間働いてるのに残業代も出ない!」、「上司のパワハラがひどい!」等々、「ブラック企業」という言葉が有名になって久しいですが、労働条件の悪い職場はまだまだ多くあります。我慢せず、労働環境の改善を求める事も1つの手です。「労働組合」という制度を、うまく利用して下さいね。

ポイント2点

●労働組合とは要件を満たせば個人で自由に作ることができ、労働組合を結成し交渉する権利は、憲法で保障されているので、会社と対等に交渉することができる。

●個人単位で加盟できる労働組合を合同労組という。合同労組は、正社員のみならず、契約社員・パートタイマー・派遣労働者など幅広く加入でき、労働トラブルの相談や支援の手助けをしてくれる。

岩沙好幸(いわさ・よしゆき)
弁護士(東京弁護士会所属)。慶應義塾大学経済学部卒業後、首都大学東京法科大学院から都内法律事務所を経て、アディーレ法律事務所へ入所。司法修習第63期。パワハラ・不当解雇・残業代未払いなどのいわゆる「労働問題」を主に扱う。動物が好きで、最近フクロウを飼っている。「弁護士 岩沙好幸の白黒つける労働ブログ」を更新中。編著に、労働トラブルを解説した『ブラック企業に倍返しだ! 弁護士が教える正しい闘い方』(ファミマドットコム)。
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