「社長さんの度量や人柄の賜物」
経営サイドの懐の深さに、感動する声も。ツイッターでは、「すごいなぁ。たまたまそう(引きこもりの人を雇用するように)なった、って言ってるけど、社長さんの度量や人柄の賜物だなぁ」とか、「2人の経営者の優れた人柄!」など、称賛の声が多く見つかった。
一方、「視線とか笑い声がダメな引きこもりにとっては、警備員は無理そうだな・・・」と指摘する人もいる。確かに、一口に「引きこもり」といっても、様々なタイプがいる。
2013年12月に設立された「NEET株式会社」の一員である「スクイッド」氏は、ある日のブログで、「散歩中、前を歩いていた小学生の女の子に逃げられ、胸がじわじわと痛んだ」経験を綴り、次のように述べている。
「自分の繊細な感受性について調べていたら、HSPという5人に1人の割合で感受性が高くなる性質を持っていることが分かりました。日本人の場合、さらに割合が高いらしく、おそらくこの記事を読まれている方の中にも、あてはまる人がいると思います」(「ひきこもりやニートにとって恐ろしいこと」2015年10月29日公開)。
引きこもりの人たちの、繊細な感受性を、どう生かすか。ツイッターでは、「環境によって性格は変わるもんだよ」といったつぶやきも見つかった。(KH)