海外にチャレンジする道
出ることに関する障壁を下げ、帰ってくるための道筋を作る。「出入自由」な社会になると、人々の選択肢は増え、楽しく生きていける人が増える。なにより、日本を語るときに出てくるキーワード「閉塞感」を打破するものになるからです。
このコラムで何度も繰り返していますが、海外に出ることが必ずしも善なわけではありません。人によってはそれで不幸になる人もいます。でも、海外にチャレンジする道が閉ざされ、誰も出られないというのは、世の中のほとんど全ての人にとって不幸です。
やってみて、ダメだったら、帰る。
こうやって、いろいろなことを試行錯誤してみて、自分が楽しいと思う道をみつける。たくさんの人がこのプロセスを踏めるようになることが、全体的な幸福度を上げることになると思うのです。(森山たつを)