職場の送別会。お世話になった上司や仲の良かった同僚と楽しく酒を酌み交わし、別れを惜しむ場だが、主賓以外の人が会費を負担して、出費が痛い・・・という時もあるだろう。
ネット上では、会費を理由に送別会を断るのはアリかナシか、という相談が寄せられている。
不参加決めてから「失礼だったのかな・・・」
Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」に、「仕事先のレストランのシェフの送別会を不参加にした」という人からの相談が投稿されている(2015年11月12日)。
欠席の一番の理由は「参加費もいまの私には少し高めだった」からだが、「以前にやたらと突っかかれた(原文ママ)時のこともあり、いまいち乗り気ではなかった」という気持ちもあったそう。
今は尊敬もしていて好きなシェフだといい、機会があれば感謝の言葉などを伝えようとは思っているというが、送別会不参加を決めてから「失礼だったのかな」と思い始めてしまった投稿者。「このような場合は参加するのが礼儀なのでしょうか」と意見を求めている。
個人的に贈り物をしては?
回答者からは、「参加費が高額なら欠席するのが当然ですよ」「質問者さんの立場なら、わたしも同じようにすると思います!」と、「会費を理由に欠席するのはアリ」という意見が投稿された。
「送別会の予算の何分の一かでも、ちょっとした贈り物を個人的に差し上げても喜んでいただけるのではないでしょうか?」
というアドバイスも書き込まれ、投稿者は「ちょっとした贈り物を渡すって言う案にひかれた」と、この回答をベストアンサーに選んでいる。
身内の方で外せない予定が・・・
同サイトではほかにも、「会費が高くて送別会に気持ちよく出席できない」という投稿(15年12月7日)が。
派遣社員として今の職場に入って半年、送別会の主役は同じ部内だがあまり関わりがなく、それで飲み代+贈り物代6000円を支払うのが嫌だ、ということらしい。
「どうしたら気持ちよく出席できるか」というアドバイスを求めており、回答者からは
「出席したくない飲み会には、強制ではなければいかない方がいいですよ。だって、お金払って楽しくないなんて最悪じゃないですか」
「『私事で恐縮ですが、身内の方で外せない予定があり、送別会には欠席させてください。贈り物の方はいかほどでしょうか?あまり余裕がありませんので心ばかりで宜しいですか?』と言ってしまいます」
と、やはり「行かなくてよし」というコメントが寄せられている。
送別会に関しては、会費を理由に断るのは全く問題なし、と考える人が意外と多いらしい。個人的にお礼とプレゼントを用意したり、贈り物代は幹事に渡しておいたりといった気遣いがあれば、大丈夫・・・かも。職場の雰囲気にもよるかもしれない。(MM)