ストリートビューがそんな所にまで? ファン大興奮の「突撃」映像

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   年末年始、帰省先や自宅でゆっくりと過ごした方も多いだろう。「海外旅行に行きたかったけど、行けなかったなあ~」という気分を引きずったまま、仕事始めを迎えた人もいるかもしれない。

   そんなモヤモヤを吹き飛ばす(?)ような、『世界の文化芸術に触れる旅』を気軽に楽しむ方法がある。それも、自宅に居ながらにして・・・

世界中の文化・芸術に触れられるコンテンツ

あのお祭りも世界へ発信
あのお祭りも世界へ発信

   検索大手のグーグルは、世界20か国以上の60を超える世界の芸術・文化団体と協力して「Cultural Institute」というサイトを公開しており、そこに2015年12月、「パフォーミングアーツ」というコンテンツが追加された。

   Cultural Instituteは、故ネルソン・マンデラ・元南アフリカ大統領やアウシュビッツ収容所の秘話を含む人類史上重大な歴史を伝える「歴史アーカイブ」や、インドのタージ・マハルから広島の原爆ドームまで世界中の古代~現代の世界遺産を同社の道案内サービス「ストリートビュー」を駆使して鑑賞する「World Wonders Project」など、世界中の文化財の展示やコレクションを検索できるサイトだ。

   このたび新しく追加された「パフォーミングアーツ」は、そのストリートビューを活かした世界中の文化財のオンラインギャラリー。米ニューヨークのマンハッタンに位置するコンサートホールであるカーネギーホールや、世界のトップオーケストラの一つとしても数えられるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など、演劇や音楽、オペラなどをテーマに世界中の文化・芸術に触れられるコンテンツが蓄積されている。

ねぶた祭りも紹介

   上記ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団も含むさまざまな公演を「世界で初めて」360度ビデオで体験でき、観客としてだけでなくステージ上のアーティストの目線からもパフォーマンスを楽しめるのが特徴。ストリートビューでは、世界の名だたるコンサートホールや劇場のバックステージを覗くことも可能だ。

   名だたるコンサートや劇が取り上げられている中、日本からは「青山ねぶた祭」が紹介されている。コンテンツ内では、ねぶた祭りの歴史も紹介されているほか、過去10年に出陣したねぶたを閲覧することができる。

   また、ストリートビューによって印象に強烈に残る山車燈籠が練り歩く様子を「お祭り男」の視点で楽しむことが可能。外国人のみならず、日本人もあらためてねぶた祭りの魅力を感じることができる。

   次の週末には、世界中の文化財を巡る旅をネット上で堪能してみては?(執筆:赤江龍介 編集協力:岡徳之)

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