喫煙女性への冷たい視線と同情の声 「率」上昇が意味するコト

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   喫煙者にとっては、肩身の狭い社会になった。全面禁煙のオフィスが増え、狭い喫煙ルームで、肩を寄せあいながらタバコを吸っている人も、いるかもしれない。

   厚生労働省の「国民健康・栄養調査(2014年)」(15年12月9日発表)によると、タバコを「毎日吸っている」または「時々吸う日がある」人は19.6%。性別ごとにみると、男性で 32.2%、女性で8.5%だった。男性が前年と同じだったのに対し、女性では0.3ポイント増。

   ツイッターでは、「女性が上昇・・・マジですか!」との声もあがった。一方、調査によると、「禁煙したい」人の割合は、男性より女性の方が高い。ネットでは、「タバコをやめたくてもやめられない」女性たちをめぐり、様々な声が飛び交っている。

「やめられない」

   ツイッターでは、女性らしきアカウントの、こんなつぶやきが見つかった。

「職場で誕生日を祝ってもらって嬉しいんだけど、プレゼントにたばこって・・・素直に喜べないやぁ。禁煙する気がなければ嬉しかったけど、来年の目標は禁煙なんだよね(´`)」
ちょっと一服・・・
ちょっと一服・・・

   「国民健康・栄養調査」によると、喫煙者のうち「たばこをやめたいと思う」人の割合は、男性で26.5%、女性で38.2%。女性の方が男性より、「やめたい」割合が約12ポイントも高い。理由はわからないが、世代別で見ると、男性では全世代で「やめたい」割合がそれほど変わらないのに対し、女性では「30代」が「50.7%」と、全体平均(38.2%)に突出して高い。若いころはそれほどでもないが、アラサーになると、健康や美容面を気にし始める女性が増える・・・のだろうか。

   ツイッターでは、女性たちの悩ましい声が多々見つかった。「煙草やめたら?って言われたけど、やめられない・・・」、「禁煙しなきゃな、と思いつつ結局できてないっていう」など、周りから禁煙を勧められてもやめられない!という女性も、結構いるようだ。

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