年末年始に襲ってくる「結婚しろ」圧力 「親族の何気ない一言」から身を守る方法

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「父親の言葉って、重いよね」

   今(2016)年1月末、筆者は、独身女性について書いた本(『本当は結婚したくないのだ症候群』青春出版社)を出すのですが、そこで取材した独身女性たちからも、「親からの圧力」はよく挙がっていました。「父の誕生祝いの時、『そろそろ孫の顔を』」を言われた」という女性は、「父親からの言葉って、母親より重いよね」と、ポツリ。

   別の女性は、母親が、「結婚相手は身長が高い男子がいいわよ、その方がヒールも履けるし、ウェディングドレスも決まる」と言うそうです。もちろん、「圧力は全くない」という人も多かったのですが、「親や友人からの、何気ないひとことを気にしてしまう」という女性は目立ちました。

   そんなとき、独身はどう対応すればいいのか。ややふざけた提案なのですが、「まだ結婚しないの?」と言われたら、「実は、もう結婚しました!・・・ウッソー!」と、おどけて返すのはいかがでしょうか。「シーン・・・」となったあと、絶妙な笑いが起きるかもしれません。責任は取れませんが、場の雰囲気が『なごむ』可能性は大きいと思います。私も、試してみようかな・・・。(北条かや)

北条かや(ほうじょう・かや)

1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。著書に『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』。ウェブ媒体等にコラム、ニュース記事を多数、執筆。TOKYO MX「モーニングCROSS」、NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」(2015年1月放送)などへ出演。
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