来るか、「中国の製品はみんな最高だよ」の時代

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   先日、私の第二の故郷、高田馬場に久々に行ったら、早稲田通りに「MINI SOU 名創優品」というお店がありました。

   看板のイメージはユニクロ、名前はDAISOと無印良品みたいであり、あやしげです。面白そうなので中に入ってみました。

   店内は、かなりお洒落な100円ショップという感じで、よくできています。

   一般的な100円ショップのようなごちゃごちゃ感は少なく、カラフルな衣類や日用雑貨、電化製品が整然と並んでいます。

   そして、私が驚いたのは、商品の価格と品質のバランスです。

日本製品がアメリカを席巻し始めた頃

外観はこんな感じ
外観はこんな感じ

   ヘッドフォンが2個で200円。折りたたみ傘が200円。iPhone充電ケーブル300円、かわいいタオル200円、ふかふかのクッション(100円ショップのぺったんこのやつとはレベルが違います)300円。

   イメージとしては、500-1000円で売っているようなモノが200-300円で売っている感じです。品質は100円ショップ以上、無印良品以下という感じですが、価格はかなり100円ショップ寄りなわけです。

   ただ、商品の説明をみると、日本語はかなりあやしいです。また、ネットで調べてみると、日本のデザイナーがデザインしたと言っていたり、そのデザイナーがもう関わっていないといっていたり、いろいろ怪しげなことが書いてあります。しかし、中国にはこのメイソウが非常にたくさんあり、シンガポールやドバイにも進出済み。シンガポール人も大絶賛だそうです。

   この状況というのは、1970年代、日本製品がアメリカを席巻し始めた頃みたいな感じなんだろうなと思い始めました。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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