「融通の利かない」就活生 採用担当「あ然」の行動様式

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「部活でメシが食えるのか」のツッコミ

   採用担当者からも、融通の利かない学生には疑問が噴出しています。

「社の役員と食事会をセッティングしたら、『ゼミの飲み会があるから』と言われてかなり脱力した。そりゃ、こちらの都合でセッティングしたとは言え、役員がゼミ友達に負けたかと思うと」
「体育会系のアホな学生ほど、部活部活、と言います。それも試合ならまだしも、通常練習、それも単なるランニングですよ。そんなの1人でやって、就活を優先すればいいのに。『君ら部活、部活と言うけど、じゃあ、その部活でメシが食えるか?選手になれるか?なれるのであれば部活を最優先しろ。そうでなければ部活と就活、どっちが大事か、よく考えろ』こう話すと、体育会系の学生はみな黙ってしまいます」
石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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