一歩前のそのまた一歩前へ行きたい学生
ライフネット生命保険は、そもそもインターンシップを募集していません。講演の「出待ち」でわざわざインターンシップを志願するとは、その時点で他の学生よりも、行動力は、はるかにあります。
ただ、もったいないのは、そこからです。「名刺入力の仕事を与えられてつまらない→2週間も何も変わらない→じゃあやめよう」という三段論法になってしまうところが、なんだかなあと思うわけです。
岩瀬社長の指摘のように、地域別に分類する、というのもありですし、ブログコメントにもあるように、アプローチ営業をかける提案をするとか、お礼はがきを出すというのもありです。
肩書で分類していくというのもありですね。仮に課長クラスが多いなら、課長向けの本を書くように提案するというのも有効だったはず。
入力作業をしながら、毎日あれこれ提案していけば、それがことごとくボツになってもどうでしょうか。おそらく、岩瀬社長ほどの方なら、企画・マーケティング能力に見どころあり、として、入力作業以外の仕事も任されたはず。
そうした可能性を考えれば、この学生と、同調して岩瀬社長を批判する学生は、ちょっともったいないかなあ、と思うわけです。