すわベーシックインカム実現か!? 「働かなくても暮らせる」制度に新たな動き

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ホリエモンも賛成

   ベーシックインカムに、ホリエモンこと堀江貴文氏が賛成しているのは、けっこう有名だ。彼は、約6年前に更新したブログでも、「極論だろうか?」と問いかけつつ、こんな主張を展開。

   「(略)最低賃金の引き上げなど行うなら、さっさとベーシックインカムを導入すればよい。働くのが得意ではない人間に働かせるよりは、働くのが好きで新しい発明や事業を考えるのが大好きなワーカホリック人間にどんどん働かせたほうが効率が良い。そいつが納める税収で働かない人間を養えばよい。それがベーシックインカムだ。(略)」(「働かなくてもいいんじゃないか?」2009年7月28日)

   彼の意見に賛成する人は、少なくない。ツイッターでは、「ベーシックインカムは、ホリエモンやフィンランドの主張通り、アリだと思う。財源は(働くことにモチベーションを見出す、または資産家など)金持ちからとるしかない」とか、「ぶっちゃけ、国民の大半がベーシックインカムを得つつ、ガッチリ働いて更に所得を増やして納税する循環なら、問題はない訳で」などのつぶやきも、結構見つかった。

   ・・・と、議論の盛り上がりは、やや早急だったようだ。報道後まもなく、駐日フィンランド大使館公式ツイッターでは、「今、世界のいろいろなメディアで『フィンランド、国民全員に800ユーロ(約11万円)のベーシックインカムを支給へ』という見出しが躍っているけれど、これは決まった話じゃなくて、あくまでもこれから、この制度の調査が始まるだけ」と、ツイート。ネットでは、「なぁんだ・・・」モードが広がった。(KH)

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