ノルマの厳しさや取引先の顔色伺い・・・「営業職」に対し、そんな「辛い」イメージをもっている人もいるだろう。新たに配属される人からの「営業職が不安です」といった相談をネットでもよく見かける。
一方で、「営業職でよかったこと」を熱く語る経験者や現役営業パーソンも多い。最近でも、ある記事をきっかけに、営業の魅力を伝える声がツイッターなどに相次いだ。
「いろいろな人と出会える」
ウェブマガジン「R25」に、「『営業職でよかった』ことTOP10」という記事が掲載された(2015年11月25日)。
営業職に就いている20~30代の社会人男性100人に「営業職でよかったと思うこと」(給与面以外で)をたずねたところ、「時間の自由が利きやすい」「いろいろな人と出会える」「お客さんが喜ぶ顔が直接見られる」がトップ3で、ほか「出張などでいろいろな場所に行ける」(6位)、「初対面の人でも物怖じしなくなる」(9位)などがランクインした。
この記事に対し、ツイッターでは営業職経験者から次々と「営業のこんなところがいい」という反応が。
「営業職で良かったこと。クソ度胸がつきました」
「物怖じしなくなる、は本当に思います。新規で飛び込んだりしたことがあれば、人前で話すのとかもかなり慣れますよね」
「元々理系で同級生は、皆エンジニアになったが、物を売る事が出来れば、自分で事業を始められると思い営業職について、交渉事を上手く進められる能力が付いたので独立出来たと今でも思っている」
こうした「メリット」の話ばかりではなく、
「営業はつらく厳しい。が、これほど楽しい職もないと思う。自分はそうだった」
と言い切る声もあった。(MM)