「普通の人」が就活で勝つ方法 オススメの「目のつけ所」

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会社四季報を買ってきて・・・

   そこでやるべき事は、「頭のいい人」や「要領のいい人」「人間的に魅力がある人」「ものすごい実績を持っている人」など、就活に強いひとが来ない場所を探し、そこで戦うことなのです。

   「海外で働きたい」という若者が12%しかいないということは、残りの88%は海外で働く可能性が高い仕事は避けて通ります。

   さらに、優秀層のなかで「海外で働きたい」と思う人は、大きなビジネスをするために、三菱商事などの大手総合商社や、トヨタ自動車などの大手製造業、外資系企業などを就職先に選ぶはずです。

   つまり、「普通」の人で海外で働きたいと思っている人は、誰もが知っている大手グローバル企業以外の企業を受ければ、強者と戦わずに内定をとれる可能性が高いのです。

   この様な会社はどこにあるのでしょうか?

   探すのはそれほど難しいことではありません。

   と、いうのも、日本の会社の多くは、人口が減っていくこの日本だけで事業を完結させていてはヤバイと感じており、海外に積極的に展開しています。それなりの規模の企業であれば、海外に展開していない企業の方が少ないのです。

   つまり、会社四季報を買ってきて、自分の興味のある業界の会社を片っ端から確認し、自分が知らなかった、海外に進出しているかを確認していくだけでよいのです。

   ここは海外に出ていそうだと思えば、その会社のWebページを確認し、事業所一覧や、会社の事業年表をみて、近年海外進出に力を入れているかを確認すればいいのです。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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