高校内定率、「ベスト2」は愛知県 87%超で「1位」の都道府県は・・・

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   2016年春に卒業予定の就職を希望する高校生(国公私立)の就職内定率は、2015年10月現在で73.4%となり、前年同期を2.3ポイント上回ったことがわかった。文部科学省が12月11日、発表した。上昇は6年連続。この時期の内定率は2014年に、20年ぶりに70%を超えたがさらに上昇した。

最も低かったのは沖縄県

内定率が6年連続上昇
内定率が6年連続上昇

   調査によると、16春卒業予定の約106万8800人の高校生うち、就職希望者は19万2600人。このうち、約14万1300人が内定を得た。

   内定率は男子が74.8%(前年同期比1.9ポイント増)、女子が71.2%(2.9ポイント増)だった。都道府県別では、富山県が87.2%と最も高く、愛知県の86.2%、島根県の85.4%と続いた。一方、低かったのは沖縄県の40.7%、北海道が55.6%、福岡が65.3%。内定率は全国的には改善しており、14年より下がったのは宮城県、群馬県、富山県、石川県だけだった。また、高校の学科別では工業が86.9%、商業が78.5%、農業77.5%などが高かった。

   文科省は「景気回復で企業の採用活動が活発化しているため」と分析している。

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