米コロラド州のピーターソン空軍基地に拠点をおく北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)が、毎年公開している「サンタ追跡サイト」を今年も公開した。形を変えつつも今年でなんと60周年を迎える取り組みである。
本サイトではクリスマス・イブである12月24日の午前00時01分(MST 山岳部標準時)にサンタクロースが飛行準備をしている様子を(前回通りならCG画像で)見ることができ、出発後はサンタカメラが各都市を訪れる様子をストリーミングで放映する。
サンタカメラから中継
前日までの間は、クリスマスにちなんだインターネットゲームやクリスマスソングの視聴を楽しんだり、過去のサンタ追跡の取り組みなどについてまとめた動画などを見たりすることができる。スマートフォンアプリでも展開している。
サイト上の動画では、過去に子どもたちやその親が「サンタはいまどこにいますか?」と電話で尋ね、NORADのスタッフたちがサンタの居場所を教えたり、子どもたちに「いい子にしていればサンタがプレゼントを置いていってくれる」と語ったりと、心温まるやりとりを見ることができる。
12月24日の午前4時(MST)からは、メールやフリーダイヤルでNORADのオペレーターにサンタの居場所を電話で確認することもできるようになる。