忘年会シーズンになった。1次会はなんとかやり過ごせても、2次会のカラオケが苦手・・・という人は、結構いるのではないか。読売新聞が運営する掲示板サイト、「発言小町」には、「入社1年目の女性会社員」という人から、こんな投稿が寄せられていた。
「職場の飲み会の後などにカラオケへ行くことが多く、選曲に悩んでおります」(2015年11月7日)。彼女の部署は、「40代後半~50代前半の男性がほとんどを占め、同年代とのカラオケで歌うような曲には露骨に『?』という顔をされるか、無理して盛り上げてくださるような様子で申し訳なく思っています」という。投稿者は、「どうせ行くなら周りの方が気持ちよく聞けるような曲を歌いたいと、少しずつ勉強している」が、自分ではなかなかレパートリーが増えない。そこで、ネットにアドバイスを求めた。
「聖子ちゃんさえ歌っておけば大丈夫」
ある回答者は、「お若いのに素敵な気遣い!オジサマたちは喜ぶと思います」とほめたうえで、
「その年代の方々とお供するときにリクエストされるのは、松田聖子」という。特に『赤いスイトピー』『青い珊瑚礁』は喜ばれるといい、「私の周りの40代後半~50代前半のおじさまは、聖子ちゃんLoveが何故か多いです」と、助言した。回答者は、「中森明菜も良い」と思っているらしいが、なぜか「オジサマ」たちには「聖子ちゃん派」が多いとか。「聖子ちゃんの方が女の子のイメージが強いのかもしれませんね」。
もう「聖子ちゃんさえ歌っておけば大丈夫」と、言い切る人もいる。「夫が51歳ですけど、青春時代は聖子ちゃん一色で過ごしました」という回答者は、「今年24歳の社会人の娘に、50代の上司で外さないカラオケ曲は聖子ちゃんの歌だと教えている」そうだ。松田聖子、強し・・・!
松田聖子のほかにも、色々ある。「私がうちの50過ぎ上司とカラオケに行くとき用リスト」を教えてくれる人もいる。いわく、「竹内まりや『元気をだして』『駅』、中島みゆき『宙船』『地上の星』、レベッカ『フレンズ』、ビリーバンバン『また君に恋してる』(坂本冬美でも可)」。レパートリーを増やすなら、井上陽水の『飾りじゃないのよ涙は』(中森明菜でも可)、『夢の中へ』『少年時代』も、オススメだそうだ。実にたくさん出てくる。You Tubeなどを見て練習すれば、なんとかなるかもしれない。