新人には、他人とは違う事をやらせる
会社の意図は、「新人には、他人とは違う事をやらせる」というものでした。
新人は、当然ですが最初は何も業務に関する知識を持っていません。その状態で、先輩と同じ業務を学んでも、当然、前からやっている人を追い抜くには時間がかかります。むしろ、自分よりできる人がいるという安心感から先輩を頼ってしまい、努力を怠ってしまい、いつまでたっても「後輩」のままです。
そこで、誰もやっていないことをやらせて、強制的にNo1に仕立て上げ、責任を持って仕事をすることを覚えさせるのです。
こういうことを若い頃から繰り返し身につけさせられていると、上司や先輩が○○だからという考え方から解き放たれ、自分は何をすべきかということを常に考え、行動するようになります。
なにせ、日本で一番最先端の仕事をさせられるのですから、前例なんてどこにもありません。自分で考えて、自分が正しいと思う方向に、責任を持って進んで行かなくてはならないのです。