「休憩時間も働く人」の大迷惑 「頑張り屋さん」では済まない事態

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休憩しないと会社側がかわいそう

   コメント欄には、

「休憩行かないのを頑張りやと言う雰囲気にするのではなく、休憩時間に休憩を行かないのは職務放棄と一緒と言う雰囲気にするのがその人には合ってる気がします」
「私はそういう人には『休憩取るのも仕事のひとつだよ~』って言ってます。これで察せる人は察するよ 言ってもダメなら『頑張るのはありがたいんだけど、法律違反になるから休んで~(苦笑)』それでもダメなら『他の人が休憩取りにくくなるから休憩してね。』 」
「そーゆータイプの人には、『あなたがご飯を食べないと、私が心配になって、仕事に手がつかないから、少しでも食べてくれる?ニコッ』というと効きますよ。他人に迷惑をかけたくないと思っている人なのでしょうから、それを逆手にとってみてください」

など、新人に休憩を取らせるためのアドバイスが寄せられている。

   「山口正博 社会保険労務士事務所」(大阪・大東市)のサイトでは、社労士の視点から「休憩はいらないと言う人をどうするか」の対処法が紹介されている。

   労働基準法第34条の

「使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少くとも45分、8時間を超える場合においては少くとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない」

は、会社にとっての義務で、社員が自分で休憩を取らなかったとしても「会社が社員に休憩を取らせていない」と判断されてしまう。

   「会社に非があるわけではないけれども、会社に非があると判断されるわけです。これでは会社側がかわいそうです」として、「どうしてもというときは『懲戒処分にするよ』と言ってでも休憩をしてもらわないといけません」と、社員がちゃんと休憩を取ることの必要さを訴えている。(MM)

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