最低気温が真冬なみになった先日、東北へ仕事で行きました。寒い!東京よりもはるかに寒い!あー、タイツ履きたいよー!マナー講師として登壇する際には、どんなに寒い日でもストッキングを履きます。受講者の方に、身だしなみの基本を理解していただけるよう、自ら講義内容に沿った髪型やメイク、服装をします。
そうすると、1年中ベージュのストッキングになるのです。冬場は寒くてたまらないのですが、これも仕事と我慢ガマン。さて今回は、冬場の研修時に受講者の方から受ける「身だしなみに関するよくある質問」を紹介します。
本当はウサギさんなんだけど、タヌキさんに変身?
Q:タイツはどのくらいの厚さまで良いでしょうか?
A:一般的には80デニールまでの黒または茶色の無地がよいでしょう。ちなみにデニールとは、レッグウェアで使用する糸の太さを表す単位です。数値が上がるほど生地が厚くなり透け感がなくなります。
さて話を戻して、80デニールだと屋内はもちろん、通勤時の寒さ対策にも対応できる厚さです。スーパーやコンビニ等で売られているタイツも40~80デニールが多いですね。これ以上の厚さになるとスッキリ感がなくなり、足が太く見えてしまうこともあります。柄タイツはオススメしていませんが、プライベートで履く場合は、柄が伸びていると足が太く見えます(例えば本当はウサギさんなんだけどタヌキさんに変身みたいな・・・)。
次はカラータイツについてですが、こちらはオフィスワークではNG。もちろん業種によって異なりますが、カジュアルな印象になるので原則、避けた方がよいでしょう。またタイツの厚さに関係なく毛玉はアウト!毛玉がついているだけで残念な女に・・・。洗濯の際は、ネットに入れたり、タイツだけ別で洗ったりすると付きにくくなりますね。
Q:レギンスはいいですか?
A:ダメです。カジュアルのカテゴリーなのでNGの会社が多いです。レギンスに関しては、30代~40代の働く女子達からも意外と冷ややかに見られているようで、後輩女子の話になると確認されることもしばしば。
Q:ハイソックスはいいですか?
A:こちらもカジュアルのカテゴリーなのでNGですが、制服貸与の会社では、制服の一部として黒や紺ならOKと認めているところもあります。
靴下専門店へ行くとバリエーション豊富で見ているだけで楽しくなりますが、オンオフ上手に使い分けて足元を飾りましょう。(篠原あかね)