自分の「価値」高める方法 「物語」と「希少性」を活かすには

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人と違うことをする

   物語の価値を活かすのに重要な事は「希少性」です。

   東京で日本人の店員がいてもなんの希少性もありません。でも、インド系の店員がいると希少性があり物語を産みます。そして、希少であればその正確性は問われにくくなります。「(素人のネパール人が作る)本格的インドカレー」のように、インド系の人が少ない国ではインドでもパキスタンでもネパールでも物語を産むのです。

   だから、自分の価値を高めるためには、周りに自分と同じような人がいないところに行くのが重要です。

   日本人であることを活かしたいのであれば、日本人が少ないところ。「海外で働きたい」という志向を活かしたのであれば「海外で働きたくない」人が多い職場、など。

   人と違う事をすることで、あなたの価値はあがるのです。

   勉強をしなくても東大に入れるとか、特に意識をしなくてもどんどん人が寄ってくるみたいな人は、みんながやるような王道に行って、競争に勝ち抜くのがベストです。しかし、そうではない人は、人と違うことをして、自分の「物語」を高く売ることを考えてみてください。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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