仕事中、ちょっと時間が空いたらスマホに目が行ってしまう。タバコ休憩がやめられない・・・など、「つい、怠けてしまう」人は、結構いるのではないか。今回は、そんな根本的な悩みを解決したい! という人からの相談だ。
質問サイト、「教えて! goo」には、次のような投稿が寄せられていた。「自分に厳しくするにはどうしたらよいでしょうか。また、自分に厳しくできる人とはどんな人ですか?」(2015年11月7日)。投稿者の年齢や性別などは、分からないが、もしかしたら「自分は、自分に甘い人間だ・・・」と思っているのかもしれない。
「自分が弱い部分を知った上で、やり方を考える」
質問には、さまざまな視点の回答が寄せられた。「予定とか信条を紙に書いて、壁に貼りましょう。毎日熟読しましょうね」と、具体的なアドバイスをする人がいるかと思えば、「持って生まれた自分の性質を良く理解することだと思います」という意見も。
その回答者いわく、「自分が弱い部分を知った上で、やり方を考えましょう。朝が弱いなら、朝だけは自分を甘やかして、夜は絶対にやるべきことを済ませるようにする」。そして、「今あなたにとって1番大事な事(あるいは人)は何かを分かっていること」も大事だという。「そうすれば自分に厳しくいられるようなモチベーションを保っていられる」からだ。・・・確かに、「1番大事な目標」がわかっていれば、自分に厳しくすることもできそうだ。
他人は息苦しく思ってしまう場合も
一方、「自分が『こうしたいな~』と思う時に、『それは甘えじゃないか?』と、客観的な目で見るということでしょうね』」と、アドバイスする回答者は、同時に、次のようにも指摘した。
「正直、『自分に厳しく』をモットーのように言いたてる人を見ると、自分に酔ってる、自分に都合よく粉飾している、の間違いじゃないの? と、意地悪なことを言いたくもなります」。「『自分に厳しくしている』と言う人は、やりたくてしているだけでしょ?って感じが多いですし、『あなたは自分に厳しくすべきだ』と言う人って、それが自分にとって都合がいいからじゃないの? って感じがするんですよね」・・・うーん、手厳しい。
「そもそもなんで自分に厳しくする必要性があるのでしょうか?」と、疑問を呈する人もいる。「世の中、どうせ厳しい事はあるのだから、楽にいこうと思った方がいいと感じます。下手に自分に厳しくしすぎると、他人は息苦しく思ってしまう場合がありますし、協調性がなくなる場合もあるのです」。
なるほど。「ラクにいきましょうよ、そのほうが、自分も周りも上手くいきますよ」ということだろうか。(KH)