女性の社会進出が叫ばれる現代だが、「専業主婦願望」は意外にも根強い。キャリアデザインセンター(東京・港区)が実施したアンケート(2015年7月16日公表)では、20~30代の働く女性の52%が「過去に『専業主婦になりたい』と考えたことがある」と回答した。
働く女性からすると、正直「働かずに生活できるなんてうらやましい・・・」という気持ちがあるかもしれないが、専業主婦には専業主婦なりのストレスがあるようだ。
「時間に追われず、心に余裕が生まれるのでは」
Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」に、これから専業主婦になる予定の女性から「専業主婦のストレス」をたずねる投稿が寄せられている(15年11月3日)。
投稿者は出産を機に退職するが、主婦のストレスが「今のところ想像がつきません」とのこと。
仕事では自分のミス一つで多くの人や客に迷惑をかけたり、残業から帰ってきて満足に家事ができなかったりということもあるが、主婦になれば
「自分のミスで多大な人に迷惑をかけることもありませんし、時間に追われず思う存分家事をすることができます。心に余裕が生まれそうですよね?」
と考えているようだ。
「なぜストレスがたまるのか分かりません。専業主婦の方を批判しているわけではなく、素朴な疑問です」
と、意見を求めている。