仕事中、頻繁に席を立つ同僚、戻ってきたらたばこの匂いが・・・。喫煙者がいる職場ではありがちな光景だ。
そんな「喫煙休憩」に対する非喫煙者の叫びが、ツイッター上で共感を呼んでいる。
喫煙休憩分「昼寝させて!」「スマホいじらせて!」
市民団体「兵庫県タバコフリー協会」が、「全国の公務員のたばこ休憩は1年間で給料920億円分」という試算を出したことを、ニュースサイト「産経WEST」が紹介した(2015年11月4日)。
この記事を受け、あるツイッターユーザーが
「喫煙者の喫煙休憩がなげーーーーーーーーーーーーというのは、非喫煙者はみんな思ってると思う。民間でも。しかし、僕が主張したいのは『喫煙やめろ。休憩すんな』ではなく、『非喫煙者にも同じくらい休憩時間くれ』である。」
と投稿(11月5日)。これが、わずか1週間ほどで9000リツイートを超える話題に。
「ほんまこれ 喫煙休憩いいなら、昼寝させてくれ」
「清涼飲料水飲みながらスマホいじるくらいは許されても良いはず」
「分かる。前の会社で、喫煙者が喫煙所に行っても何も言われないのに、彼らと同程度の頻度(1時間に10分程度)でトイレに行ってたら『あいつはトイレばっかり言ってる』と言われてたことがあったな」
などなど、賛同と共感が多数寄せられている。
休めている非喫煙者、休めていない喫煙者も
学生向けサイト「フレッシャーズ」では、「非喫煙者が喫煙休憩に代わってほしい休み時間」をアンケート調査していた(15年3月25日公表)。
非喫煙者406人を対象に調査したところ、圧倒的に多かったのが「お昼寝休憩」。他に「おやつ休憩」「ストレッチ・体操休憩」「マッサージ休憩」「眼精疲労開放休憩」が挙がった。
「喫煙者と同じように休みたい」非喫煙者の思いが根強いことがわかった一方で、「同じように休む」ことを実行できている非喫煙者もいるようだ。
「非喫煙者だが長さはずっと短時間ながらも自販機にコーヒー飲みに行ったりするんで・・・そこで雑談してればあるいは15分とかにも」
「一服する!という同僚と共に、お茶休憩する!と休憩してる私」
「へーしゃのうちの部署的には、非喫煙者も適当に休憩してもOKだよ」
といったツイートが投稿されている。
また、好きなだけ喫煙休憩できているわけではない、という喫煙者の嘆きも。
「喫煙休憩?!うらやまスィ。前の職場で吸いたくなったら『3分下さい』っていかせてもらったけど、普通の休憩時間からきちんと引いてた。夜勤だったからあんまりにもヒマで一服・・・と思ったら『3分~』又は『1本吸ってきて良いすか?』だったよ」
「最近非喫煙者と同じ休憩時間内しか喫煙できない空気になりました、もう慣れたけど。(喫煙休憩したらその分仕事増やされる)」
あなたの職場の「喫煙休憩」事情はどうですか?(MM)