昼の仕事だけでは「食べていけないから」
愛知県出身で、23歳のエリナさんは、なんと入店初日。黒髪ロングで、あどけなさの残る表情が印象的です。「昼は歯科助手をしてるんですけど、お給料が安くて。東京って家賃とか、高いじゃないですか。だからなんとなく、キャバ嬢やろうかなって。シフトが早く終わる日は、なるべく出勤しようかなって。でも、両立はキツそうですよね・・・」(エリナさん)
「普通のOL」に憧れ、「歯科助手になりたい」というカオリさんと、歯科助手として働くものの、お給料への不満から、キャバ嬢を始めたエリナさん。エリナさんとカオリさんが、どこまで互いのことを知っているかは、分かりません。ただ、2人とも、地方からの上京組。かつ「東京で普通のOLとして働くこと」が、なんとなく「正しいこと」だと思っている点は共通していました。都会の一人暮らしは家賃も高いし、大変だよなあ・・・と、複雑な心境で、お店を後にした筆者。女性客は無料なので、罪悪感からドリンクをたくさんオーダーした結果、財布の中見も寂しくなりましたが・・・これからも時々、最新のキャバクラ女子事情を、レポートしたいと思います。(北条かや)