「オフィスでブーツ」の注意点 冷ややかな視線を浴びるコトも

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   寒い毎日、皆様体調を崩されてはいませんか?さて、前回は防寒対策としてコートの話をしましたが、今回は第2弾としてブーツの話をしたいと思います。実は今(2015)年のお盆過ぎ、あるランチ会に参加しました。私は夏用のワンピースにサンダルという「夏全開!」の服装。初対面の隣の彼女は秋色の長袖シャツとスカートにブーツ!おぉ~、夏と秋が一気に店内に押し寄せてるぞ(笑)。

   私「すっかり秋の装いで素敵ですね。私なんて暑さでまだまだ夏仕様でして・・・」

   彼女「お盆が過ぎたら当然、秋の服装です。夏服なんて有り得ません」

   私「そうですよね、いやぁ~お恥ずかしい(ポリポリ。オッサン風)」

   でもでも私、ちょっと思いました。お盆過ぎのブーツ、暑くない?・・・まぁ、そんな出来事から3か月、防寒対策として本来の役目を果たすブーツが街中に溢れだしました。今年も様々なデザインのブーツが登場していますが特に女性の場合、オフィスでのブーツには気遣いが必要な場面もあります。

屋内では履き替え、というところも

屋内でブーツだと・・・(スマートコミュニケーションズ提供)
屋内でブーツだと・・・(スマートコミュニケーションズ提供)

   例えば、会社の式典やプレゼンなど少し改まった席の場合、スーツやジャケットを着用してフォーマル感を出すこともありますよね。しかし、この時に足元がブーツだとバランスが取れません。やはり、ここはパンプスで上下のバランスを取りましょう。本来、ブーツはアウトドアで足を保護したり防寒したりするための靴。屋内で履くものではありません。時代の流れとともに屋内でブーツを履くことが普通になってきましたが、いまだに違和感を持つ人が多いのも事実。特に年配の方や役職の高い方が参加するような場面では、マイナスな印象を与えることも。会社によっては、身だしなみ規定でブーツNG、屋内では履き替え、としているところもあります。また規定はなくても、周囲から冷ややかな視線を浴びてしまうことも・・・。

   続いて、これからの忘年会シーズンでは宴会会場がお座敷というケースもありますよね。ブーツは着脱に時間を要すので、上がり口でもたもたしてしまい、後の人がつかえてしまうこともあります。お座敷を利用する際には、ブーツ以外の靴を選ぶと着脱が楽でスムーズです。特に出たり入ったりが多い幹事さんをする際にはおススメです。

   ブーツは本当に暖かくて、寒い冬の必需品ですが、一日中履いていると意外と足が臭くなるんですよねぇ。せっかくの美人さんがブーツを脱いだ瞬間にプ~ンと汚臭を漂わせないよう、足元まで気を抜かずにいきましょう。(篠原あかね)

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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