「3年以内の離職」大卒者3人に1人 宿泊・飲食サービス業では53%超

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   大学を卒業して就職後3年以内に仕事を辞めた人の割合が、2012年3月の卒業者で32.3%になった。厚生労働省が2015年10月30日、発表した。11年の卒業者に比べると0.1ポイントの低下にとどまり、ほぼ横ばい。3人に1人が3年以内に離職する傾向が、なお続いていることがわかった。

   離職率を業種別にみると、最も高かったのは宿泊・飲食サービス業で53.2%。生活関連サービス・娯楽業が48.2%、教育・学習支援が47.6%と、サービス関連の業種の離職率が高かった。

   企業の規模別では、従業員1000人以上の企業では22.8%だったのに対して、30人未満だと5割を超えた。

   なお、2012年春の高校卒業者で3年以内に仕事を辞めた人は40.0%で、前年より0.4ポイント上昇した。

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