各社で内定式が行われ、就職活動も終盤に入った。周りを見て、焦る学生も多いだろう。質問サイト、教えて! goo には、こんな投稿があった。「内定通知が電話だったので不安・・・」(2015年10月18日)。
大学4年生という彼女は先日、「ある企業の面接を受けた翌日に電話がかかって来たのですが、未だに信じられません」という。電話だけの内定通知、果たして「有効」なのか・・・?
「内定の実感がない」
投稿者の就活生いわく、不安の要因は2つあるという。まず、「(面接後の2週間ほどで結果を連絡、と伝えられたのに)内定の連絡が、指定の日よりも早かったこと」、そして「電話だけの内定通知で、後日内定式の案内を通知すると言われたこと」。「以上の理由で、今ひとつ内定の実感がないのです」と不安げだ。が、「就活に疲れ切ってしまったので、同時進行で進めていた他の企業の選考をほぼ全て辞退」したそうで、「辞退したあとに、もし(電話で内定を受けた企業に)取り消されたらどうしようか・・・と不安になり、家族以外にも内定のことは言えていない状態です」という。企業に、直接確認したいところだが、「電話を受けた日に、あまりにも信じられないのと電話が聞き取りにくかったのとで、再度、電話をかけたため、再連絡はしづらいです」とのこと。不安でいっぱいの様子。「電話での内定通知は取り消されることはありますか?」と、ネット上に助けを求めた。
回答者からは、おおむね「心配しなくてOK」とのアドバイスが目立つ。
「大丈夫。再度、電話して確認したのなら問題なし。安心して、少しのんびり気分転換です。内定おめでとう!」という人もいれば、「優秀な人材に対しては、内定通知以前に電話連絡することは、よくある事ですよ」という人も。その回答者いわく、「あまり確認の電話をするのは、その会社の業務を妨害するおそれもありますので、ほどほどにした方がいいと思われます。とりあえず内定通知が届くのを待ってみてはいかがでしょうか?」。早めに電話で通知が来たのは、内定者が優秀な証拠。正式な内定通知は後から届くはず、というわけだ。