歯ブラシの『G・U・M』ブランドを展開するサンスターは、歯ブラシの動きを認識するアタッチメントを装着することで、スマートフォンと連動できる『G・U・M PLAY(ガム プレイ)』を発表した。
「歯みがきを『やらなくちゃ』から『やりたい』へ 」というコンセプトで、歯磨きをしたくなるような工夫が凝らしてあるという。その特徴が特設サイトで映像を交えながら紹介されている。
ニュースの読み上げ機能も
サイトで紹介されている主な機能としては3つ。
『マウスバンド』は、歯の磨き方に合わせた3分間の音楽が流れる。歯磨きの様子とそれに合わせた演奏はムービーとして録画が可能で、インターネット上に簡単に共有することもできる。
『マウスニュース』は、歯磨き中にアプリが様々なニュースを読み上げるサービス。前日の経済ニュースや天気予報、占いまで利用者が読み上げてほしいニュースは好みに合わせてカスタマイズが可能。気になったニュースをアプリに保存し、のちにゆっくり見返すこともできる。忙しい朝に洗面台でも有益な情報収集を可能にしてくれそうだ。
歯磨きをめんどうくさがる子供が率先してやってくれるようになりそうなのが、『マウスモンスター』。口の中の菌がアプリ上にキャラクターとして登場し、歯を磨くことでキャラクターを倒していけるゲーム機能だ。楽しそうに歯磨きをする顔の写真を撮ることもできて、親にとっても楽しいかもしれない。
さらに、アプリはユーザーの歯磨きの質を記録もしており、自分の癖と、より正しい歯の磨き方をアプリで知ることができる。先端テクノロジーを駆使した、これが未来の歯ブラシの形なのだろうか。
サイトは2015年10月に公開されたが、製品の発売は2016年春を予定している。サイトやFacebookアカウントなどを通じて、それまでにファンを増やしていく考えだ。(執筆:赤江龍介、編集:岡徳之)