もし違法性が疑われることがあるなら・・・
念のため触れておくと、
「残業代は未払いなのか、払われているのか」や「解雇理由」
などの点では、組合側と会社側で事実関係の主張が異なっている。
上記の(1)~(6)の問題点は、勿論あなたの会社にも適用されることである。もし違法性が疑われることがあるなら、重々ご留意頂きたい。
さて、経営者の皆さんにとっては、問題ある社員を抱えたとしても簡単にクビにはできない現行法の厳しさに辟易とされている方もおられよう。次回は、「ブラック企業がとっている『合法的に社員をクビにできる仕組み』について解説していきたい。(新田龍)