シルバー世代のハートをつかむ こんなゲームセンターはいかが?

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会社のように整然として、静かなゲームセンター

   私がちょっと観察したところ、ゲームセンターのお年寄りは結構身なりがいい方が多そうです。定年前はいいとこの会社でデスクワークとかしていたのかもしれません。

   そういう方々が昼間にきてやるのですから、会社のように整然として、静かなゲームセンターなんてどうでしょう?

   白い机にオフィスチェアー、液晶ディスプレイに映っているのは脳トレやクイズゲームなどの頭を使うもの。

   良い成績を残すと、ランキングに載り、ゲームの中で褒めてくれたり、ゲームセンターのスタッフからリアルで賞品が贈られたり、なんてのもいいかもしれません。

   お年寄りが現役時代に会社から与えられていた「やること」と「賞賛」、これを人工的に作り、与えるというサービスは、多方面で重要になってきます。

   外国人の好みを聞くには外国人に聞くのがいいように、お年寄りの好みを聞くにはお年寄りの好みを聞く。特に、ある程度お金を持っているアッパーミドルのお年寄りにきてもらえるようなゲームセンターを作るために、一流企業を定年退職またはリストラされた社員を雇ってみるなんてのも面白いかもしれません。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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