部下が上司に「チュウしてあげたいくらい!」 そんなに喜ばれる「差し入れ」とは

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   天高く馬肥ゆる秋。仕事の合間のコーヒーと差し入れのお菓子が美味い――そんな季節にぴったりのアンケート結果が出た。

   就業中に「おやつOK」と回答した人は7割超で、「部下とおやつ(お菓子)のやりとりをする」ことを肯定的に捉える上司は約8割に及ぶなど、和気あいあいと「おやつタイム」を楽しんだり、楽しみたいと考えたりしている人が多い様子がうかがえる。

「就業時間中におやつOK」7割超

さあ、コーヒーブレイク
さあ、コーヒーブレイク

   オリジナル菓子の活用や企業のトータルブランディングを手掛けるESSPRIDE(東京都渋谷区)が実施した、おやつと社内コミュニケ―ションに関する調査の結果によると、「職場で就業時間中におやつを食べることができる」と回答した人の割合は72.6%だった。「できる」かどうか、あいまいな「どちらともいえない」との回答も10.3%あり、「社内規定は明確ではないが、おやつを楽しんでいる」人もいるようだ。

   また、中間管理職への質問で、部下とのコミュニケーションとしてお菓子をあげる(もらう)ことについて、「良いと思う」と回答した割合は82.7%もいた。部下に「上司との~」を聞いた質問でも、72.3%が「良いと思う」と回答。上司、部下ともに歓迎派が多数を占めており、差し入れのおやつが会社内でのコミュニケーションの手段として、かなり肯定的に捉えられていることがわかる。

   調査は、中間管理職300人、一般社員300人の計600人の男女を対象にインターネットで行い、2015年9月25日に結果を発表した。

差し入れのタイミングには注意

   上司からのおやつの差し入れについて、ツイッターの声を拾ってみると、

「今日は上司から11時くらいに差し入れがあったので、御機嫌で午前の仕事を終えたのであった~」

などと歓迎する声が多く、モチベーションアップにも繋がっている様子。特におやつとして好評なのはアイスクリームの差し入れで、「仕事中アイスの差し入れありがたいわ!チュウしてあげたいぐらい!」と快哉を上げる声が多く見られた。

   一方、差し入れのタイミングと内容によっては不興を買うこともあるようで、

「残業の差し入れで上司からパンとパックジュース貰った。 気持ちは嬉しいのだけれど、帰ったらすぐ晩飯なんだよな・・・」
「上司がわたしの行ってる現場にきた。いつも差し入れしてくれるのは嬉しいが、コンビニおにぎり(賞味期限:朝まで)とか軽率に持ってこられるから困る。こっちだって夜食用意してるんだ」

   と、迷惑そうな声も多い。上司からの心遣いだと食べねばならない、というプレッシャーも関係しているようだ。

   なかには、

「部長からの本日のおやつ。嬉しいけど、知ってるんだー、この後には仕事がくるんだ・・・(笑) 」「なんか上司からパン差し入れされたし(ToT)これって残業確定でこの先まだ長いからパンでも食って腹ごしらえしとけよってことなのかな(ToT)」

と、「おやつの後の仕事増量」を警戒する声も。

   それでも、多くの場合は喜ばれるようなので、円滑な社内コミュニケーションの為に、おやつや差し入れの効果を活用する手はあるようだ。(KE)

姉妹サイト