眠い。とにかく眠い。春眠暁(あかつき)を覚えずというが、年がら年中、眠いときは眠いのだ。デスクに突っ伏して昼寝するわけにもいかず、かといって堂々と「あくび」をしては、周囲の目が気になる・・・そんな悩みの解決方法が、(ついに!?)考案されたらしい。
質問サイト、OKWaveには、「会社であくびをしてはいけないのでしょうか」との投稿が寄せられていた(2015年8月28日)。投稿者は、「会社で、あくびをすると、周囲からの評価が下がるでしょうか。あくびをしないようにするにはどうすれば良いでしょうか」と、かなり「あくびによるマイナス評価」を、気にしているようだ。実際、人が多いオフィスでの「あくびマナー」は、結構気になる。
「あくびにはリラックス効果も」
悩める投稿者には、多くのアドバイスが寄せられた。基本的には、「あくびぐらい誰でもするから、そんなに気にしなくていいと思いますよ」という意見が多い。
ある人は、「お客様の前ではもちろんNGです」と言いつつ、「あくびはリラックス効果があるので、目立たないようにやる分にはよろしいのではないでしょうか」と助言していた。また別の人も、「上司に怒られているときにあくびをすれば、もっと怒られることもあるかもですが、それだけで評価が下がることは、ありません」。あくび「だけ」で評価は下がらない、との意見だ。
しかし、やはり「あくび」をすると、「集中していないと思われてしまうのかも」とか、「会社であくびする人を見ていて、いい印象を受ける人は少ない気がしますね」など、「だらけていると思われても仕方がない」、という意見も・・・。ぜひ、「あくびの止め方」を知りたいところだ。投稿者には、これまた多くの「コツ」が寄せられた。
「出そうになったら上唇をなめる」
「充分に睡眠をとっていても、あくびが出ることはあります」という人からは、「口を閉じたままあくびをしてはどうでしょうか」と、やや古典的なコツが。「下を向いて口をおさえてあくびをするとそれとわからないかも」とか、「ハンカチなどをあてて、あくびしたあとにくしゃみなどをし、ごまかしてみては」などは、比較『演技力』がいるが、実践しやすいかもしれない。
一方、「腹式呼吸をする、デスクの下で足ツボを軽くさわってみる」と、ツボ押しを提案する人もいる。「あくびがでそうになったら上唇をなめる。舌で前歯の裏側を押し付ける」とか、「あくびの前に深呼吸をして、ごまかす」という、なかなか高度なコツもあった。これだけ「テクニック」を覚えれば、いつ眠気が襲ってきても大丈夫・・・!?(KH)