「ムダな残業」は子供時代のトラウマが原因? 「宿題の記憶」との関係

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課題を早く終えた人にはどう接するべきか

   では、宿題を早く終えた子にはどう声をかけたらよいのか。陰山氏はその後のツイートで、

「最初にやること決めておいて、できたら良くできたね、でいいと思います。それで、内容を見ながら、かかっている時間をそれとなく気にして、できるだけ早くなるように声かけしてあげれば。とにかく追加は、あまり効果的ではありません」
「褒めて終わりですよ。もうひと頑張りはやめた方がいい。早くしたら得するということを習慣づけるんです。私は授業でも、今日の授業は、これができたら終わりと最終問題を書くと、子どもは一気にやってました。この方が速いし、覚えもいい」

と持論を展開。

   「余った時間はお絵描きタイムだろー」という返信には、「賛成!おやつタイムなら、なおいいかも!」と答えている。

   勉強も仕事も、目標を達成した先にご褒美や休養があれば次もまた頑張れる、ということだが、今回の陰山氏のツイートへの反応を見るに、多くの現場でそうした方針は取られていないのが現実だろう。「仕事を効率よくサッサと終えれば得をする」という社会の実現には、まだまだ課題がありそうだ。(MM)

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