8月の実質賃金0.2%増 「夏のボーナスも増えたのが要因」

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   2015年8月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価の上昇を考慮した実質賃金は前年同月に比べて0.2%増えて、2か月連続でプラスとなった。厚生労働省が10月5日、発表した。同省は「春闘の結果を反映して基本給が堅調に上がったのに加えて、夏のボーナスも増えたのが要因」とみている。

   働く人1人あたりの平均賃金を示す8月の「現金給与総額」は27万2382円で、前年同月比で0.5%増えた。プラスは2か月連続。基本給などの所定内給与は、0.5%増の23万9714円で、6か月連続のプラス。残業代などの所定外給与は1.5%増の1万9090円だった。

   なお、1人あたりの総実労働時間は0.5%増の141.8時間。残業などの所定外労働時間は0.8%減の10.4時間となった。

2か月連続のプラス
2か月連続のプラス
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