「まずはやってみよう!」
周りの人は、これやったら怒られそうかな?とか余計なことを考えて結局行動に移すのが遅れてる間に、自分はどんどん動いて、失敗したり成功したりしている。その行動量の差が、営業成績に表れているんだということなのです。
確かに日本人には、なかなか行動しないひとが多いです。それは、学校教育が、「×」つけられない技能を身につけることを中心に行われているからであり、会社の評価が減点方式のところが多いからでもあります。
その弊害は、どうせ考えても結論が出ないことに時間をかけてしまい行動をしない。行動をしないことで、チャンスを逃す。チャンスを逃すから自信をなくしてより一層行動できなくなるという悪循環に陥るところにあります。
O君は、新卒の教育係もしてるのですが、毎回「こういう提案していいんですか?」とか質問してくるそうです。それに対して、「いちいち聞かなくていい。まずはやってみよう!」と答えています。これは、サムライカレーで店長から言われていたのと同じことです。
「とにかくやってみる。って人は本当に少ない。だから、積極的にやってみる自分みたいな人にどんどん打順が回ってくる。最初は打率は低いかもしれないけど、数打ちゃ当たるで結果もついてくる。そして、その中で経験を積んで、だんだん打率も上がってくる。これを繰り返すことができているのが、今の成績に繋がっているんだと思います」