社内の自動販売機に小銭を入れると、社長の声で「お疲れさん」・・・こんな『ユニーク』な自販機が、ダイドードリンコで開発され、京都のタクシー会社に導入された。社内コミュニケーションの活性化をはかる狙いもあるようだが、ネットでは早速、「どんな発想だ!」「一体、誰得!?」などの反応が相次いでいる。
ダイドードリンコの「社長が喋る自販機」が、2015年夏に導入されたのは、タクシー会社のエムケイ(京都市)。お金を入れると、「はい。身だしなみを整えて、笑顔をつくって」、商品選択ボタンを押すと、「お疲れさん」、商品を取り出す時には「いつも頑張ってくれてありがとう」「今日も無事故で安全運転してや」というメッセージが流れるそうだ。
「カリスマ社長の声なら効果があるかも」
ニュースが報じられると、ツイッターでは、様々な声が飛び交った。「社長の声」が流れるというシステムに、「うわあ・・・」「ウザいわw」と、反射的に『拒絶反応』を示す人もいれば、「なんだこの悪魔の発想」「一体誰得なんだよふざけるな!」と、あまり歓迎気味ではない声のほか、「カリスマ社長と信者社員なら効果があるかもwwwもし自分がホンダ社員なら、自販機から故本田宗一郎氏の声で声かけされたい」といった意見もあった。
一方、「社長じゃないなら大歓迎!」と感じた人も、結構いるようだ。
「アイドルか声優にしろ!」「機能としては声優を使うとか、まっとうにできそう」など、「社長『以外』の声を使ってはどうか」の提案もあった。
「個人的には(ラジオDJ・ナレーターの)秀島史香とクリス・ペプラーにお願いしたい」とか、「(歌手の)テイラー・スウィフトが話しかけてくれる方が、ヤル気出る!」など、想像を巡らせた人も、結構いるようだ。あなたの会社の自販機が、もし「社長の声」で喋り出したら・・・どうする?(KH)