「仕事ができる人間はハッタリも上手」
一方、「軸」はなくとも、面接ではそれなりにアピールした方がいい、とのアドバイスも目立つ。「私の軸は、『収入を得るためにとにかく就職する』でした」という回答者いわく、「定型だろうがなんだろうが、もっともらしく話して相手を納得させることが、社会人に必要なスキル」という。質問者が疑問を呈する「軸」についても、「本心しか口に出せないとしたら、会社ではやっていけません。仕事ができる人間はハッタリも上手ですよ」と、やや厳しい助言を寄せた。
「何度か面接官をしたことがある」という人は、「定型的な話が心に響くことはないですね」としつつも、「定型文をもっともらしく話すスキルや、『家が近いから』と、堂々と言い切る図太さを評価します」という。軸があろうがなかろうが、結局は「人柄」を見られている、ということだろうか。(KH)