「業界専門転職サイト」利用の方が「総合転職サイト」より、短期間で転職を決めている
また、転職活動の際、転職支援サイトを利用する人の率は82.4%にも及んだことも分かった。一般的に転職支援サイトには、大きく分けて(1)様々な業種や職種を扱う「総合転職サイト」と、(2)特定の業界に特化した「業界専門転職サイト」の2タイプがある。
今回の調査で転職にかかった期間を聞いたところ、最短の「1か月未満」と回答した利用者の割合が多かったサイトのタイプは、「業界専門転職サイト」(33.3%)の方で、「総合転職サイト」(21.4%)を12ポイント近く上回った。「1か月以上3か月未満」などの項目では両者の数字に大差はなく、「業界専門転職サイト」利用者の方が、短期間で転職活動ができたと言えそうだ。
その理由として考えられる点については、自由回答を引用する形で、「特定(職種)のニッチな求人があるため」「希望業種の求人が多いため」といった声を紹介している。複数のサイトに登録した人の場合は、「最も利用した」サイトについて答えてもらった。
ネット調査は、9月9日から11日にかけて実施した。回答した247人は、転職経験者で現在、日本在住の広告・Web業界で働く25~49歳の男女。