まさか!の「就活の落とし穴」 ハマる女子学生はこんなタイプ

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「男性には負けたくない」

   優秀な女子学生、それも難関女子大や女性教員ゼミ所属の女子学生でときどきいるのが、こちらの「男には負けたくない」。

   こちらは、保守的な企業だけでなく、女性総合職の多い企業からも不評でした。

「意気込みはわかりますが、一世代前の話ですね。それを、これから社会に出ようとする女子学生が話してしまうのはどうでしょうか。うちだと、女性総合職や管理職も多いですが、男性社員もいますし、取引先やお客様だって男性がいますし」

   落とし穴にはまる優秀女子を取材していくと、ときどき出たのが「意識高い系」です。

   が、私はそもそも「意識高い系学生」はツチノコと同じで、言われ続けている割に実態が見えない(あるいはそもそも存在しない)と見ています。

   意識が高い、というよりは空回りと言う方が近いと思います。

   これは男子学生も同じですが、業界・企業や職種(特に営業職)への理解が浅く、イメージだけだと、なかなかうまくいきません。

   仮に内定まで得たとしても、入社後、イメージとのギャップに苦しみ、すぐ辞めてしまうことになります。

   そうならないためには、1日インターンシップなども含め、様々な機会から検討した方がいいでしょう。(石渡嶺司)

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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