まさか!の「就活の落とし穴」 ハマる女子学生はこんなタイプ

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商品企画の苦労がわかる漫画

   2015年8月刊行の『チロルチョコで働いています』(伊東フミ、KADOKAWA/メディアファクトリー)は、チロルチョコの企画室が舞台のエッセイ漫画。チロルチョコへの取材をもとにしたフィクションで、食品メーカーの商品企画の苦労を丁寧に描いています。2013年発売の「チロくま」(鹿児島名産の氷菓・アイス「白熊」味のチロルチョコ)を題材にしており、包装紙デザインだけでもアイデアを出しては修正の繰り返し。ようやくできても、営業担当が集まる全国会議でまたボツに。しかも、同時に提案されたナポリタン味はお蔵入り・・・。商品企画担当社員の実態をうまくまとめたエッセイ漫画です。

   商品企画以外では、採用担当志望者も多いです。が、採用担当にしろ、商品企画にしろ、企業側からは「営業嫌いの裏返し」との辛らつな意見が。

   これは、実際に女子学生からも同様の話を聞いています。要するに営業へのイメージが悪すぎる、と。

   ただ、総合職の場合、男性・女性問わず、どの部署に配属されるかは、本人の能力と適性などで左右されます。本人の希望が実現できるとは限らないわけで。それを、総合職志望、だけど専門部署志望、というのはちょっと無理があります。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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