一般的に、「3~4月」と「9~10月」は、転職の求人が増えるという。ツイッターでも、この時期、「明日は転職の役員面接に臨む!」とか、「転職活動内定出た! まさか1社目で決まるとは・・・!」などのつぶやきが、日々投稿されている。が、中には、「転職の面接受けたけど、世の中は甘くなかった・・・」と、落ち込む人や、「転職面接で爆死したから明日からまた仕事がんばる」という人も、少なくない。
面接で、受かるかどうかを見分ける「分かりやすいサイン」があればいいのに・・・と、思っている人も、いるかもしれない。どんな質問をされたら「合格」or「不合格」なのか。見分ける『コツ』があるそうだ。
「簡単な質問」をされたら、NGのサイン?
ライフハッカー日本版のコラム、「一見順調でも、不採用になる面接のサイン」(2015年8月27日、原文はMelanie Pinola氏)によると、面接官が「簡単な質問」を繰り返し、仕事に必要なスキルや経験の話が出ない場合は、「不合格」になる可能性が高いという。逆に、仕事で遭遇するかもしれない問題の解決策を考えさせるような、「難しい質問」がなされた場合には、「採用責任者があなたに関心を持っている可能性」が高く、合格するサインだ。
確かに、転職活動では、「即戦力になってくれるか否か」が問われることが多い。その面接で、業務に関係のない質問しかされない場合は、不合格の可能性が高い・・・のかもしれない。
ネットでは記事について、「気をつけたいですね」とか、「そりゃそうよ。簡単な質問は導入部で、ホントはもっと突っ込んだ話をしたいけど、そこまで行けてないって事(は不合格)だからな」と、共感を示す声が相次いだ。
一方、「仕事に関係のない話をされても、不合格になるとは限らないよ」という意見もある。
「選考基準なんて、面接官の好き嫌いで決まる」
ツイッターでは、自身も転職経験者とみられる人が、様々な経験談をつぶやいていた。
具体的な業務の話が出ない場合でも、「採用意志があれば、人柄の方に話が行くと思う」とか、「選考基準なんて、面接官の好き嫌いで大半が決まるのに、バカげている。面接官自体が、人を見る目のないバカが多いから、こんなサインは当てにならん」と、憤慨気味の人もいる。
「相当な応酬をして、かなりいい雰囲気で終わったのに、『部を仕切ってる人と合わなそう』で不採用ってのがあった」と、ちょっと切ないツイートもあった。
「転職した時、7~8人と面接したけど、自分と共通の知り合いがいたので、その人がらみの世間話のみだった」なんて人もいる。直近で、転職活動をしていたとみられる人からは、「転職の面接って雑談で終わるの・・・?」というつぶやきもあった。その後、無事に合格したようだ。合格、不合格のサインは、意外と複雑なのかもしれない。(KH)