「デキる先輩」を選んで質問すべし
誰も仕事を教えてくれない、仕事を振ってくれない、だからすることがない――こんな状況が継続してしまうと、自身の成長にもつながらず、社内での評価も落としてしまうだろう。「ヒマな若手社員」はどう動くべきなのか。
クリエイティブディレクターの西島知宏氏のブログ「胸になんか刺さった」では、広告業界の新人の「正直暇です。忙しくなるのはどうすれば良いでしょうか」という質問に答えている(15年7月6日)。
西島氏は「暇ですよね1年目」と同意しつつ、「暇なのは残念ながらあなたが動いていないからなのです」とバッサリ。「あなたから何かしらの行動を起こさないと何も変わらない」として、「デキる先輩に『何かお手伝いできることないですか?』と聞いて回る」ことを勧めている。
「デキない先輩」は「チーズバーガー買ってきて」「合コンセッティングして」などろくな仕事を振ってこないとして、「同じ部署で一番輝いてる先輩に、できれば残業時間、誰もいなくなってから声をかけましょう」とアドバイスしている。
ほかに「広告図書館に行って過去の資料を読み漁る」ことも勧められている。新しいアイデアを生み出すのに過去の資料を読み漁ることは効果的で、そんな時間が取れるのは新人の頃しかない、という。
西島氏のアドバイスは広告業界の新人に限らず、あらゆる業界で実践できそうな方法だ。(MM)